野球肘検診

11/3に奈良野球少年を守る会主催の第8回野球肘検診に参加してきました。はじめて参加しましたが、約500名の野球少年(小・中学生)が検診を受けていました。私は、肘の痛みを確認する担当と投球フォームチェック担当の2つを実施しました。当スタジオをご利用いただいているお客様も何名か参加しており、嬉しい気持ちでした!!

今回実施した野球肘検診の一番の取り組みは、肘の外側の”離断性骨軟骨炎”を早期に発見することです。肘の外側の上腕骨小頭と言われる軟骨部分が痛んでくる病気です。

なぜ、早期発見をしないといけないのでしょうか?

肘の外側の軟骨は、病態が進行してしまうと手術をしないと治らなくなるためです。痛みがなくても、画像診断をしてみると軟骨が痛んでいることも稀にあります。ぜひ、年に一度は検診を利用して肘の状態を確認することをお勧めします。

肘の画像診断には、レントゲン、CT、MRI、超音波検査など様々な方法があります。私のお勧めは、一番体に害のない、簡単にできる超音波検査です。検査に行く時に、超音波検査を実施している病院や治療院を選ぶのもお勧めです。

今回ご紹介した野球肘になってしまう原因はいくつかあります。

①投げすぎ、②試合がつまり過ぎている、③筋力不足、④フォームが悪い、⑤体が硬い、⑥関節が柔らかすぎるなどです。体の状態をチェックしたり、体の使い方を改善していくには必ず専門家の指導やチェックを取り入れることをお勧めします。

当スタジオでは、筋力、柔軟性、体の使い方、ケアの方法を選手個別又はグループで指導しています。野球によるケガを起こす前に、ぜひご利用下さい。

 

 

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